AOHAIコラム ペットボトルツリー
2025年12月13日

ペットボトルツリーを通じた環境学習の取り組み
先日、地元の小学校にて、ペットボトルを使った「ペットボトルツリーづくり」を行いました。
ペットボトルは、青森市民であれば多くの方が日常的に分別・リサイクルしている身近な存在です。
しかしその一方で、「なぜ分別するのか」「どんな素材でできているのか」といった点まで、深く考える機会はあまり多くないのが実情ではないでしょうか。
今回の取り組みでは、実際にペットボトルに触れながら、
「軽いのに、なぜ軽いのだろう」
「軽いからこそ、運ぶときにはかさばる」
「それでも、しっかりと積み上げられるほど丈夫な素材だ」
といった、素材そのものの特徴を体感してもらいました。
ただ“分別する”だけでなく、
素材を知り、特性を感じ、リサイクルの意味を考える
そのきっかけづくりになればと考えています。
来年1月には、このペットボトルツリーを解体し、回収後にどのような工程を経てリサイクルされていくのかを、座学を交えて伝える予定です。
一度使われたものが、形を変えて再び社会の中で活かされる――
その流れを知ることは、循環型社会を理解する第一歩になります。
この経験が、将来、地域や環境を大切に考え行動できる大人へと成長していく一助になれば、私たちとしても大変うれしく思います。
